こんにちは、あぽろ塾講師の久鍋です。今回は中学生、高校生どちらも期末テストが近いということで定期テストの話をします。すでに知っているということもあるかもしれませんが新学年初めての定期テストですので改めて確認していただければと思います。
まず中学1年生と高校1年生のこの時期の定期テストの重要性をお話します。この2学年は中学校または高校に入りたてで初めての期末テストになります。中間テストを経験しているかもしれませんが、4月から入学式、新入生オリエンテーション、ゴールデンウィークとまともに授業が進んでいない中でのテストと副教科合わせて10科目近くの期末テストとでは難易度が全く違います。そして、このテストの結果でクラス内、もっと言えばこれから3年間の立ち位置が決まります。人はどうしても第一印象が強く記憶に残るようにできています。今回のテストで少し背伸びしてでも良い結果を残しているとクラス内で勉強ができる子としての立ち位置を確立することができます。また類は友を呼ぶというように自然とテストに向けて一緒に勉強する仲間ができることもあります。今回のテストをうまく乗り越えることがここから3年間の学校生活に大きく関わってくると言っても過言ではありません。
次に中学2、高校2年生。この2学年は受験を意識するには少し早く勉強へのモチベーションが下がりがちです。しかしながら今回の定期テストで問われる基本的な学習内容は中学3年生高校3年生の基礎となり、受験にも大きく関わってきます。この時期から無理に勉強させることは難しくても定期テストという1つの目標を示してあげることで普段モチベーションが上がらない子も勉強にむきあえる良いチャンスです。
そして中学3年生、高校3年生。この2学年は明確に受験に関わってきます。推薦を狙う生徒はもちろんのこと、中学生は福岡県立公立高校入試の内申点と呼ばれる評価項目が中学3年生の1学期中間試験から2学期末の試験までの4回しかチャンスがありません。特に副教科は学期末の2回しかチャンスがないので今回失敗するとかなりのハンデを負うことになります。現状志望校に少し背伸びをしなければならない生徒さんは無理してでも今回頑張ることでかなり精神的に楽になります。高校3年生は推薦やAO入試を狙う可能性があるのであれば確実に今回点数を出しておきましょう。特に私立に通っている生徒さんは3年生の成績で推薦を貰えることもありますので狙い目です。また大学に奨学金を借りて通おうと考えている場合は高校生の間の成績で無利子の奨学金や返済義務のない給付型奨学金を受けることが出来ますので努力して損はないです。
このようにどの学年においても重要な位置づけになるこんかいの1学期末定期テスト、どうしたらいいか分からないという生徒さんは是非一度あぽろ塾にお問い合わせください。志望校合格のために必要な定期テストの点数から逆算した授業を行い、本人の夢に寄り添った結果を提供致します。
久鍋